

春の重い雪が列車を止めました。19日は午前中を中心に各地で雪となり、長野県内でも北陸新幹線や中央西線などで運休や運転の見合わせが相次ぎました。
雪景色となった長野市。低気圧や寒気の影響で、県内は午前中を中心に雪となり、午後3時までの24時間に菅平32センチ、軽井沢23センチ、長野10センチ、松本で5センチの雪が降りました。
湿った重い雪でダイヤも乱れました。北陸新幹線は午前11時過ぎに群馬県安中市で線路脇の竹が架線に倒れかかっているのが見つかりました。
(記者リポート)
「北陸新幹線の運休を受け、改札前は多くの乗客で混雑しています」
東京・上越妙高間などは午後1時半ごろまで2時間半にわたって運転を見合わせました。
沖縄旅行へ:
「空港(飛行機の時間)があるので、間に合うか」
東京から出張:
「(都内で)この後のスケジュールがありますけど、どうしようかなと」
中央西線は須原と倉本の間で落石警報が出たことなどで「特急しなの」が松本・名古屋間を中心に終日、運休・または部分運休となりました。
このほか中央東線も午前発「特急あずさ」12本が計画運休し、飯田線も運転の見合わせが相次ぎました。