LRTと東武宇都宮線の乗り入れなど検討 県・宇都宮市・東武鉄道の3者協議 25日初会合へ

とちぎテレビ

宇都宮市と芳賀町を結ぶLRT・ライトラインのJR宇都宮駅西側への延伸に合わせ、東武宇都宮線への乗り入れの可能性などを含めた県、宇都宮市、東武鉄道との3者による協議会の初会合が来週25日、開かれます。

LRTと東武鉄道の連携は、福田富一知事が去年11月の知事選挙の政策に掲げていたものです。福田知事は、東武宇都宮線へのLRTの乗り入れについて県が仲介役となって県と宇都宮市、東武鉄道の3者による協議会を年度内に立ちあげる方針を示していました。

協議会の名称は「ライトラインのJR宇都宮駅西側延伸と連携した広域公共交通協議会」で、来週25日午後、県公館で初めての会合が開かれます。

東武鉄道は奥日光にロープウエーなど新しい交通手段の導入を検討する会議にも参加していて、今回の会合では県から北村一郎副知事、宇都宮市からは交通や鉄道の担当者が参加する予定です。

会合では東武宇都宮駅周辺の交通結節点の機能強化についても協議する予定で、当日はロードマップなども示される見込みです。宇都宮市はLRTのJR宇都宮駅西側への延伸について、沿線の再開発なども進めながら2030年の開業を目指しています。

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