
下津井電鉄線(下電)の下津井駅跡(倉敷市下津井)に残る車両を一般公開する「下津井みなと電車まつり」が20日、現地で開かれる。午前10時~午後3時。
オープンデッキ型のメリーベル号など6両の車内見学ができる。このほか、1990年12月の路線廃止時まで主力車両として活躍した「モハ103」(61年製)の塗装体験(午後1時、できればレインコートなど持参)、駅の遺構や車両の修理現場を見学するガイドツアー(午前11時と午後2時)を行う。
車両や駅名板などをデザインした缶バッジといったオリジナルグッズ、たこ飯、コーヒーの販売などもある。
入場無料。塗装体験、ツアーは会場で受け付ける。当日、下電バスが運行するJR児島駅発着の循環バス「とこはい号」で訪れた人には、硬券切符を模した記念入場券(数量限定)のプレゼントも。
車両の保存活動に取り組む市民グループ・下津井みなと電車保存会が2008年から開催。10回目の今回は2年ぶりとなる。問い合わせは同会(070―8954―0762)。