

JR東海の男性運転士が3月6日、在来線の運転中に私用のスマートフォンで業務に関係ないSNSを閲覧していたことがわかりました。閲覧している様子を映した動画がSNS上で投稿されているのを社員が見つけて発覚したということです。
JR東海によりますと、運転中に私用のスマートフォンを操作していたのは在来線の男性運転士(37)です。
3月6日、中央本線の普通列車を運転中、長野県の上松駅から大桑駅間で私用のスマートフォンを操作し、業務に関係ないSNSを閲覧していたということです。
今月17日に、男性運転士が運転中にスマートフォンを操作する様子を映した動画がSNS上に投稿されているのを社員が発見し、発覚しました。
男性運転士は事実関係を認め、3か月前から10回程度、私用のスマートフォンを運転中に操作したと話したということです。
列車に速度超過や遅れなどはありませんでした。
JR東海は、「運転業務に専念する義務に反するもので厳正に対処する。運転士に対して指導を徹底し、再発防止に努める」としています。
また、今回の件について、18日に中部運輸局に報告をしたということです。