北海道新幹線 2038年度末ごろへ札幌延伸延期で 国の担当者らが地元自治体へ説明

北海道新幹線の札幌延伸時期について、先週、国の有識者会議が当初の目標から大幅に遅れる2038年度末ごろとの見通しを示しました。

これについて国の担当者らが札幌市に説明に訪れました。

18日午後5時前、札幌市役所に国土交通省と新幹線建設工事を行う鉄道・運輸機構の担当者らが訪れました。

北海道新幹線の札幌延伸は2030年度末を目標にしていましたが、トンネル工事が難航し、国の有識者会議が先週、2038年度末ごろに遅れるとの見通しを示しました。

札幌市を訪れた担当者は…。

国土交通省鉄道局 岡野まさ子次長)

「開業時期についてはトンネルの貫通に一定の目途が立った段階で、改めて全体工程を精査すると説明しました」

国と鉄道・運輸機構は、札幌延伸ルート上の全ての自治体を訪問し、同様の説明を行う予定です。

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