
西武線飯能駅の改札前に16日、ムーミンのオブジェが設置され、除幕式が行われた。ムーミンは物語の本の中から飛び出し、埼玉県飯能市宮沢の「ムーミンバレーパーク」の方向を差し示して、来訪者を歓迎する。
ムーミン像は高さ約70センチで、台座も含めて約160センチ。同日はムーミンバレーパーク開業6周年の記念日で、除幕式にはムーミンパパ、ムーミンママが登場して設置を喜んだ。ムーミンバレーパークでよく遊ぶという飯能市の石川はるきさん(11)は「思ったより大きくてびっくりした」と笑顔だった。
ムーミンバレーパークを運営するムーミン物語、西武鉄道、飯能市などが進める「ムーミンに会えるまち、はんのう」のシティプロモーションの一環。ムーミン物語の小幡匡志社長は「ムーミンバレーパークを訪れるゲスト、観光やハイキングで訪れる方々、駅を利用する市民の皆さまに広くかわいがっていただける存在になれば」と期待した。
今後は市内にほかのキャラクターのオブジェも設置していく予定。