
北陸新幹線の敦賀開業1周年を記念したユニークな新幹線が16日、富山駅と敦賀駅の間で運行されました。
その名も、「ミュージアムしんかんせん」。
沿線の住民に感謝するとともにこどもたちに新幹線に親しんでもらおうとJR西日本金沢支社が企画しました。
新幹線の車内には金沢開業10年と敦賀開業1年にちなみ、北陸3県の10歳と1歳の子ども100人の作品が展示されました。10歳のこどもたちは、「みらいの新幹線」や「まちの様子」などを、1歳の子供たちは、鼓門やキリコ祭りなどの絵に手形や足形で色を付け仕上げています。16日は、作品を描いた子どもたちとその家族が招待され、敦賀までの往復の新幹線の旅を楽しみました。絵を描いたこどもたちは新幹線の乗り心地について、「すごく速かった。行きたいところにすぐ行ける」と驚き、自分が描いた絵については「ロボットが運転する新しい新幹線になってほしいという気持ちを込めて描きました」などと感想を話していました。
今回の作品は9月30日まで、北陸3県の新幹線各駅に設置されたディスプレイで紹介されます。