上越妙高駅10周年記念イベント 節目にステージや物販 さらなるにぎわい願い

NGT48の(左から)藤崎さん、佐藤さん、三村さん、北村さんが登場し、10周年を盛り上げた

上越市は15日、同市大和2の上越妙高駅とその周辺で「北陸新幹線・えちごトキめき鉄道上越妙高駅開業10周年記念イベント」を行った。節目を祝ってステージイベントや物販などを催し、同市の交通、観光の拠点が多くの人でにぎわった。

オープニングセレモニーで中川幹太市長は「(同駅は)市民の生活と観光誘客を10年間支えてきた。さらに充実するよう力を尽くしたい」とあいさつ。同駅の前田勇太駅長は「コロナ禍で閑散とした時期もあったが、昨年の北陸新幹線敦賀延伸もあってにぎわいを取り戻してきた。これからも安全第一に努めていきたい」と話した。

ステージでは地元の同市立大和保育園の遊戯や越後上越上杉おもてなし武将隊の演武、eスポーツのデモンストレーションなどが繰り広げられた。えちごトキめき鉄道10周年記念としてアイドルグループ、NGT48によるトーク&クイズも行われた。

NGT48はトキ鉄スペシャルアンバサダーの佐藤海里さん、三村妃乃さんと推し駅プロジェクト上越妙高駅担当の藤崎未夢さん、糸魚川駅担当の北村優羽さんが出演。三村さんは「スペシャルアンバサダーとして11年目のトキ鉄も盛り上げたい」とあいさつ。2組に分かれ「開業当時の駅の数は」などのトキ鉄クイズに挑んだ。

自由通路で行われた物販は、えちごトキめき鉄道の10周年記念グッズやNGT48とのコラボグッズ、佐渡の物産販売、開業10周年記念駅弁などが並び行列ができた。制服を着用して写真が撮れる「こども駅長体験」や吹上・釜蓋遺跡応援団による勾玉(まがたま)作りなどは親子連れに人気を集めた。

地元の名産や限定グッズの物販、佐渡の金の延べ棒つかみ取りなどの体験で自由通路はにぎわった

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