名大と名鉄のタッグで地域課題解決へ 自動運転やAIなど活用
松永佳伸
世界から選ばれる「住んで幸せな」「訪れて価値のある」名古屋・中部圏を目指し、名古屋大学と名古屋鉄道は11日、産学連携協定を結んだ。名鉄が大学と協定を結ぶのは初めて。
これまでも両者は、名古屋市や春日井市などで自動運転やAI(人工知能)オンデマンドなどを活用し、持続可能な地域公共交通システムの構築や、高齢者へのデジタルヘルスケアの促進などのプロジェクトに取り組んできた。今後、新たに地域課題の発掘と解決、多様な人材の育成と交流を目指していくという。
名大の杉山直・総長は「組織として連携の強化を深め、中部圏の価値向上を目指したい」、名鉄の高崎裕樹社長は「地域課題の解決と発展に貢献していくための第一歩にしたい」と決意を述べた。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら