京阪電鉄の運賃値上げを答申、京橋―出町柳は60円値上げ 運輸審

中村建太
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 国土交通相の諮問機関・運輸審議会は4日、京阪電気鉄道の運賃改定について、同社の申請通り認可することが適当と中野洋昌国交相に答申した。普通・定期運賃全体で平均15・8%の値上げとなる。国交相の認可を経て、10月から値上げされる見通しだ。

 京阪線(本線、鴨東、中之島、交野、宇治の各線)の大人の初乗りは現行の170円(鉄道駅バリアフリー料金の10円加算を含む)から180円になる。京橋―出町柳は60円上がって550円に、定期は通勤は月2210円、通学は月420円、それぞれ値上げされる。

 同社の運賃改定は、消費税の引き上げに伴うものを除けば、1995年以来30年ぶり。

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この記事を書いた人
中村建太
経済部|国土交通省担当
専門・関心分野
運輸政策・産業、ものづくり、地方格差