名鉄、中日ドラゴンズと再タッグ「鉄道会社ならではの企画を」
プロ野球中日ドラゴンズと名古屋鉄道が1日、オフィシャルパートナー契約を結び、本拠地のバンテリンドームナゴヤ(名古屋市東区)で両社が記者会見した。
名鉄は戦後間もない時期にドラゴンズの球団経営をしていた歴史がある。プロ野球が2リーグ制となった翌年の1951年、名鉄が球団経営に加わると「名古屋ドラゴンズ」に改称された。この年の8月には、本拠地の中日球場(現ナゴヤ球場)が試合中の火災でほぼ全焼する惨事があった。
その後、中部日本新聞社(当時)と隔年で経営していたが、53年のシーズン終了後に名鉄は撤退。チーム名は再び中日となった。
今回の契約について名鉄の高崎裕樹社長は「ドラゴンズの存在はとても大きく、地域を盛り上げることにつながる。鉄道会社ならではの企画を考えるので、これからのお楽しみにしてほしい」と話した。今季からユニホームのズボンに名鉄の広告が入ることになり、球団のマスコットキャラクター「ドアラ」がお披露目をした。
チームは昨季まで3年連続の最下位と低迷が続く。井上一樹新監督も会見に姿を見せ、「ドラゴンズより歴史が深い名鉄さんが手伝ってくれるということで、僕らもまた一段と頑張っていかなければいけない」と意気込んだ。
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