観光列車「はなあかり」が福山駅に停車へ 福山市とJR西が連携協定

矢代正晶
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 広島県福山市JR西日本が、地域活性化に向けた連携協定を結んだ。観光列車の福山駅停車による観光振興などが柱で、市は5月の世界バラ会議福山大会への誘客効果を期待している。

 連携の第一弾として、大阪・関西万博にあわせて4月から大阪―尾道間で運行する観光列車「はなあかり」を、福山にも停車させる。

 はなあかりは全席グリーン車以上の豪華列車で、運行区間は期間ごとに変わる。4月5日~6月29日の間、土曜に大阪発の1便、日曜に尾道発の1便で運行される。

 さらに、広島―尾道間を走る観光列車「etSETOra(エトセトラ)」も3月のダイヤ改定で福山まで延長する。運行日は金~月曜と祝日が基本で、1日1往復する。

 市観光戦略課は「関西や広島方面を訪れる観光客、インバウンド客に、世界バラ会議の関連イベントに足を運んでもらいたい」と狙いを説明する。

 1月に結んだ協定にはこのほか「駅を中心としたにぎわい創出」「災害時の帰宅困難者の対応での相互協力」などを盛り込んだ。

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