電車内で女子高校生と中年男性が口論 40分遅れ、2本が部分運休に
安田琢典
あいの風とやま鉄道(富山市)は14日、電車内での乗客同士の口論により、この電車を含む2本を部分運休にしたと発表した。このほか3本が遅れ、約900人に影響が出た。
同鉄道によると、同日午後5時15分ごろ、金沢発泊行きの4両編成の走行中の車内で、女子高校生と中年男性が口論に発展。最寄りの西高岡駅(富山県高岡市)で車掌らが仲裁に当たったが、すぐに収まらずに約40分遅れで出発したという。
電車はその後、黒部駅(黒部市)まで運行したが、そこから先の泊駅(朝日町)までを運休にした。折り返しの泊発高岡行き上り電車は、黒部駅から発車した。
乗客の口論で電車が部分運休するのは珍しいといい、同鉄道の担当者は「後ろの電車が詰まっており、今後のダイヤを考慮して区間運休にした」と話す。口論の原因は調査中という。
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