スカイライナー、顔認証でラクラク乗車 インバウンド混雑解消に期待

若井琢水
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 成田空港千葉県)と東京都心を結ぶ、京成電鉄(本社・市川市)の有料特急列車「スカイライナー」で、顔認証によりチケットを発券するサービスが始まった。窓口や券売機に並ばずに乗車できるようになるため、インバウンド(訪日外国人)増加による混雑の解消などが期待されている。

 サービス名は「Skyliner e-ticket Face Check in Go」。京成上野、日暮里、空港第2ビル、成田空港の4駅で利用できる。

 利用者が乗車前にやることは、専用のチケット購入サイトで決済した後に、スマートフォンで顔を登録するだけだ。その後、乗車駅に到着したら、改札前に設置されたタブレットに顔をかざせば、直近で乗車できるスカイライナーのチケットが発券される。ただし、座席の指定はできない。

 団体客は一度にまとめて購入すれば、代表者が顔認証するだけで、全員分が発券される。満席でない限り、同一グループは近くの座席になるよう配置されるという。

 1月24日からサービスはスタートしている。

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