東急・JRの蒲田駅ビル、区が建て替え要求 「蒲蒲線のメリットに」

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木佐貫将司
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 東急プラザ蒲田と、グランデュオ蒲田が入るJR・東急蒲田駅ビルについて、東京都大田区が事業者側に建て替えを求めていることが分かった。ビルの開業から半世紀が経ち、羽田の「玄関口」である蒲田駅が大きく変わる可能性が出てきた。

 複数の区関係者が明かした。区はこうした意向を、東急プラザ蒲田を運営する東急不動産グループと、グランデュオ蒲田を運営するJR東日本グループにすでに伝え、協議が始まっているという。建て替えに補助金を出すことも検討しているもようだ。

 1968年開業の東急プラザ蒲田(2014年改装)は地下1階、地上8階建て。屋上には観覧車があり、まちのシンボルとして親しまれている。グランデュオ蒲田は、JR東日本が08年にリニューアルオープンした商業ビル。地下1階、地上7階の東館(旧パリオ、1962年開業)と地下2階、地上10階の西館(旧サンカマタ、70年開業)で構成される。

記事後半では、半世紀近くたつ蒲田駅ビルの建て替え案が浮上した背景に迫ります。

 区の狙いは、蒲田駅周辺の利…

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この記事を書いた人
木佐貫将司
ネットワーク報道本部|首都圏ニュースセンター
専門・関心分野
選挙、議会、政策、地方自治、データ分析