年末年始の利用、1日平均41万2千人と過去最高に 東海道新幹線
辻健治
JR東海は6日、年末年始(昨年12月27日~1月5日)の利用状況を発表した。東海道新幹線は412万人で前年から8%増加し、1日平均(41万2千人)は1991年度以降で過去最高となった。一方、在来線の特急列車は19万5千人で前年比11%増となった。
同社によると、この年末年始は最大9連休が見込める曜日配列となり、利用者増に影響したとみられる。東海道・山陽新幹線で2023年末からピーク期の「のぞみ」が全席指定席となったが、「事前の周知に努め、十分な輸送力を設定した。お客様にも定着し、ピークの日や時間帯をずらしてご利用いただけた」などとしている。
また、名古屋鉄道は同日、正月三が日の利用状況を発表。好天が続き、定期券利用者を除いた全線の輸送人員は93万3千人で前年から7.4%増加した。