京田辺の新駅 松井山手駅西側地下に 北陸新幹線延伸計画 概要公表

西崎啓太朗
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 北陸新幹線の敦賀―新大阪間の延伸計画で、京都府京田辺市に設置する新駅の概要を鉄道・運輸機構が明らかにした。新駅はJR片町線(学研都市線)の松井山手駅西側の駅前ロータリー近くの地下に設けるという。

 同機構が公表した資料によると、新駅の深さは約40メートルを想定している。最終的に、駅近くにある新名神高速道路などの構造物に影響が出ないように深さを決めるという。駅は2面2線で、長さは約330メートル、幅は約30メートルになる見込み。

 同機構は新大阪駅福井県小浜市の新駅位置などの概要も合わせて公表した。京都市内の新駅については、JR京都駅の東西方向、同駅の南北方向、JR桂川駅付近の3案が既に示されていて、北陸新幹線の与党整備委員会は年内にも1案に絞り込む。

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この記事を書いた人
西崎啓太朗
ネットワーク報道本部|大阪駐在
専門・関心分野
移民、難民、宗教、災害、中東地域