調布駅前の「英霊の木」伐採 市民「たたられる」市は「倒木の恐れ」

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石川瀬里
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 京王線の調布駅前広場で2日、東京都調布市がアオギリの伐採に踏み切った。一部の市民から「英霊の木」と呼ばれ、保全を求める声があったが、市は「倒木の恐れがあり、危険」と判断した。

 2日午前9時すぎ、地元神社の禰宜(ねぎ)が清め払いの祝詞(のりと)を読み上げた後、伐採作業が始まった。反対する約20人の市民らが「切らないで!」「たたられますよ」と拡声機で訴えるなか、高所作業車に乗った作業員がチェーンソーで枝を次々と切り倒した。作業は2時間ほどで終わった。

「遺骨代わりに持ち帰った」「この木を切ってはならない」

 なぜ「英霊の木」と呼ばれて…

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