熊本市電に10年ぶり新型車両 初の3両編成で輸送力アップ

伊藤隆太郎
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 熊本市電で初の3両編成が24日に登場する。新型車両の導入は10年ぶり。全長21メートルの低床車両で車内が広く、定員が今ある低床車両(2両)の1.5倍の112人に増える。

 この新車導入で、低床車両の運行本数が平日で1日55本から71本に増える。土日祝日も67本になる。低床車両の各駅での発車時刻を、昼間は毎時の同じ○○分にそろえ、使いやすくする。デザインは熊本城の屋根と壁をイメージした。

 上熊本車両工場で16日に見学イベントがあり、参加した親子連れが「ベビーカーの専用スペースもあって乗りやすい」などと感想を話していた。市は「輸送力が増強され、朝夕のラッシュ時の乗り遅れを減らせる」と期待している。

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