JR吾妻線の赤字幅が拡大 沿線自治体と交通体系のあり方を議論中

角津栄一
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 【群馬】JR東日本は29日、平均通過人員が1日あたり2千人未満の線区の2023年度収支状況を発表した。JRが沿線自治体と交通体系のあり方を協議している吾妻線の長野原草津口(長野原町)―大前(嬬恋村)は、線区収支は4億9400万円の赤字で、前年度より赤字幅が3100万円拡大した。

 同区間の鉄道路線の営業成績の指標である営業係数を見ると、100円の収入を得るために2870円の費用がかかっている。

 上越線の水上(みなかみ町)―越後湯沢(新潟県湯沢町)の線区収支は15億6900万円の赤字、営業係数は1133円だった。

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