高校生がデザインしたヘッドマーク 伊賀鉄道で走行

小西孝司
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 高校生がデザインした列車のヘッドマークの装着式が20日、三重県伊賀市上野丸之内の伊賀鉄道上野市駅であった。同市で8月にあった第13回全国高校生地方鉄道交流会で誘客アイデアの最優秀賞に選ばれた浪速高校・浪速中学(大阪市)の鉄道研究部がマークを考えた。

 県内や東京、大阪、福島、宮城、奈良から約100人が参加した交流会で、同校・同中は「NARUTO」のラッピング列車や沿線にある木津川の桜並木整備などのアイデアを披露。その副賞としてヘッドマークのデザイン権が贈られた。

 デザインは、稲穂の背景に伊賀上野城や列車、手裏剣をあしらったもの。代表の高校2年、奥邨(おくむら)ヱビスさん(16)は「恥ずかしいけど、うれしい」と喜んだ。マークは直径40センチ。正面ガラスに貼られ、年内いっぱいは走る予定という。

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