JR盛岡駅、「分かりにくい」改札を一本化へ 12月から工事着手

藤井怜
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 【岩手】JR東日本盛岡支社は23日、盛岡駅の改札を一本化する工事を12月から始めると発表した。同駅の新幹線と在来線の改札口はそれぞれ南北2カ所に分かれていて、反対側へ行くには連絡通路を通る必要があり、観光客らから分かりづらいとの声が出ていた。

 改札を一本化し南北の通行をできるようにする工事は、2025年度上期の完成予定。これに伴い、南、北口に分かれていたみどりの窓口と券売機を南側に集約する。また、駅ビル「フェザン」がある北側で、新たに店舗エリアを設ける。すべての工事が完了するのは26年度中の予定だ。

 また、線路脇の岩盤崩落で13日から運休中の釜石線は、11月1日の始発から再開する。8月の大雨被害の影響で運休している山田線は、土砂の撤去作業中で、再開時期が未定のままという。

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