滑走制御装置の頻繁な作動が原因 東北新幹線郡山駅のオーバーラン

有料記事

細沢礼輝
[PR]

 福島県内の東北新幹線郡山駅で3月、下り列車が停止位置を約520メートル行き過ぎた事故で、JR東日本は25日、車輪がレールを滑る「滑走」を検知するたびにブレーキを緩める制御装置が頻繁に作動したのが原因との調査結果を発表した。今冬から制御装置の設定を見直すほか、早めに自動ブレーキをかけるなどして再発を防ぐという。

 オーバーランしたのは、「E3系」単独で走る東京発新庄行き「つばさ121号」(7両編成)。駅手前のポイントを制限速度の倍近い145キロで通過したうえ、赤信号にあたる「絶対停止」位置も約450メートル超過した。

 JR東によると、E3系には…

この記事は有料記事です。残り328文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
細沢礼輝
東京社会部|鉄道担当
専門・関心分野
鉄道を中心とした運輸部門