静岡駅ビルに東海道新幹線の「プラモニュメント」 実際の部品を活用

滝沢貴大
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 東海道新幹線の開業60周年を記念して、JR静岡駅(静岡市葵区)の駅ビル内に、実際の新幹線車両の部品を使用したプラモデル風のモニュメントが設置され、10日に除幕式が開かれた。

 モニュメントは縦約2メートル、横約1・5メートル。東海道新幹線と同じ青と白の2色で、駅ビル「パルシェ」の一角に設置された。「N700系」で使われていたテーブルやひじ掛けの実物のほか、電光の「行先表示器」や座席のレプリカが用いられている。

 プラモデルの出荷額が全国トップで、8割以上のシェアを誇る静岡市の「静岡市プラモデル化計画」の一環で、モニュメントでは各パーツをプラモデルのようなデザインで組み合わせている。

 こうした「プラモニュメント」は市内で13基目。2色カラーや電光表示を用いたものは初めてという。

 パルシェを運営する静岡ターミナル開発の竹中正俊社長は、「開業から東海道新幹線とともに歩んできたパルシェとして、60周年のタイミングで何かお祝いができないかと検討した。皆さんに親しみをもって受け入れてもらえれば」と話した。

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この記事を書いた人
滝沢貴大
静岡総局|県警・司法キャップ
専門・関心分野
静岡のニュース、地域創生、サブカルチャー