学問の路に入る?難読の学文路駅 南海電鉄が受験お守りの入場券発売

大野博
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 「学文(問)の路に入る」と読めるうえ、「5枚入り」「入場券」「学文路」の頭文字を取れば「ご入学」――。語呂合わせが重なり、受験生の縁起をかつぐきっぷが12日から、南海電鉄で発売される。

 「学文路」と書いて「かむろ」と読む。和歌山県橋本市南海高野線学文路駅は、読み方が難しい「難読駅」として、鉄道ファンらの間で広く知られる。この駅の入場券5枚セット(発売額900円)だ。

 大きさは、ちょうど受験参考書やノートのしおりとして使えるサイズ。同駅から約2キロの場所には、学問の神様として知られる菅原道真公をまつる学文路天満宮がある。入場券についてくる特別台紙は、道真と天満宮ゆかりの梅の花をかたどったものだ。

 県内では南海本線の和歌山大学前、紀ノ川、和歌山市、高野線の林間田園都市、橋本、極楽橋、高野山の各駅で販売される。期間は来年3月21日までだが、4千部が売り切れた場合は販売を終了する。10月5日、12月1日と来年1月11日に学文路駅で特別販売会がある。いずれも午前10時から正午まで。特別販売会で入場券セットを買った人には、学文路天満宮の絵馬が印刷された私製はがきがプレゼントされる。問い合わせは南海電鉄コールセンター(050・3090・2608)。

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