大阪メトロ、万博期間に「子ども列車」招待児童らのため中央線に設定
2025年大阪・関西万博に府内の小中高生を学校単位で招く教育旅行をめぐり、大阪メトロは10日、中央線の一部を「子ども専用・優先列車」として運行すると発表した。
万博会期前半の4月中旬から7月にかけて、平日の午前9時半から午前11時の間、夢洲に向けて長田か森ノ宮を出発する中央線36本のうち最大8本を「子ども専用列車」、同10本を「子ども優先列車」に割り当てる。
「専用列車」は森ノ宮発で、前方最大4車両を児童生徒の専用とし、それ以外の後方車両を一般客用にする。会場の夢洲駅まで弁天町以外の駅は停車しない。所要時間は約25分を見込む。
「優先列車」は長田発で、駅のアナウンスなどで一般客に乗車を控えるよう呼びかける。児童生徒は専用列車に乗る森ノ宮を除き各駅で乗車する想定。所要時間は約35分。
府教委の調査では、府内の小中高生約21万人が地下鉄で万博会場に向かう予定。専用列車と優先列車で1日に最大1万2千人を輸送できる計算で、十分まかなえるという。
今後、学校側の日程や人数を確認して、運行本数などを決める。往路のみの運行とし、復路は今後の要請に応じて検討するとした。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
2025大阪・関西万博
2025年4月13日に大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)が開幕します。関連のニュースをまとめています。[もっと見る]