大阪・関西万博の最寄り駅、大阪メトロ「夢洲駅」来年1月19日開業
2025年大阪・関西万博の会場となる大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)に新設される大阪メトロ中央線の「夢洲駅」について、大阪市は5日、25年1月19日に開業すると発表した。中央線のコスモスクエア駅と夢洲駅間は330円の運賃となる。
新駅は地下2階の構造で、万博開催時には16基の改札が並ぶ。両駅間で大人運賃240円に相当する距離だが、延伸に伴う設備投資費などを利用者に負担してもらうため、90円加算した運賃となった。
夢洲駅は当初、来年3月末の完成予定だったが、2カ月以上早めた。1月から一般の人も利用できるが、駅周辺の工事は続いているという。
夢洲駅は、万博会場に直接乗り入れる唯一の鉄道の終点。会期中のピーク時には中央線で1時間当たり上下各24本の列車が走り、想定される1日当たり最多来場者数のうち約6割の12.9万人が夢洲駅で降りると見込まれる。
万博期間中の中央線の混雑対策について、横山英幸市長は5日、「どの時間帯に、どう混雑するのかという情報発信をしていく。企業の皆様にご覧いただいて、こういう時間帯に通勤のピークを持ってこようとか、ご検討いただけるようにしていく」と述べた。
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