動き出す千里中央 セルシー・阪急一体の再開発など大規模計画を発表

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田中祐也
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 大阪府豊中市千里中央駅周辺の再開発がようやく動き出しそうだ。市などは29日、大型商業施設や広場を新設する新たな計画を発表した。計画や構想は過去に発表されても進展がなかなか見えなかったが、市は今回、2032年度の完成を目指すとしている。

 市の発表によると、阪急阪神不動産が千里中央駅東側にある百貨店の千里阪急と、22年に完全閉館となった大型商業施設「セルシー」を一体化して開発し、延べ床面積10万平方メートル級の大型商業施設を新設する。

 すぐそばにある千里阪急ホテルは26年3月に閉館予定。その跡地には、隣接する千里東町公園と連携した広場(賑(にぎ)わい広場)を整備する。千里中央駅、大型商業施設、広場の間には誰でも行き来しやすいようバリアフリーに対応した通路を設ける。

 千里中央駅西側は、イオンモ…

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この記事を書いた人
田中祐也
ネットワーク報道本部|豊中支局長(大阪)
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