【交通情報まとめ】東海道新幹線、17日は「始発から遅れる可能性」
台風7号の接近に伴い、交通各社は予定していた計画運休をおおむね予定通り実施している。
JR東日本は東北、上越、山形各新幹線について、16日午前11時ごろから東京、上野駅を発着する上下計20本の運転を取りやめた。運転本数を減らすことで、ダイヤが乱れた場合に対応しやすくするのが目的だ。
東海道新幹線の東京―名古屋駅間は、16日始発から終日運転を取りやめた。
名古屋―新大阪駅間は大幅に運転本数を減らし、1時間あたり上下各2本ほどの「こだま」を普通車全車自由席で運行。山陽新幹線との直通運転は終日取りやめた。
17日の運行について、JR東海は「東海道新幹線は台風通過後の設備点検の結果によって、始発から遅れが出る可能性がある」と説明。通常通りに運転できる場合は、午前6時台を中心に上下7本の臨時のぞみを走らせる予定だ。JR東日本は東北、上越、北陸各新幹線とも「始発から通常通りの運転を予定している」という。
在来線にも影響
関東エリアのJR在来線は、湘南新宿ラインの運転を取りやめ、上野東京ラインも直通運転を中止した。京葉線は午後5時以降、通常ダイヤの6割ほどに運転本数を減らした。
房総方面は久留里線と内房線の一部区間で終日運転を取りやめたほか、総武、成田、外房線などで午前から順次運転を中止した。
特急は「成田エクスプレス」のほか、東海道線や常磐線、房総方面を走る列車を運休させた。
東京メトロ東西線は16日午前10時半ごろから東陽町―西船橋間の運転を見合わせていたが、午後7時半から運転を再開した。東急東横線や東武東上線などでもダイヤが乱れた。
空の便も欠航相次ぐ
飛行機の欠航も相次いでいる。日本航空は、16日に羽田空港と成田空港を発着する国内線と国際線の計319便を欠航すると発表。17日も国内線と国際線の計42便を欠航するという。全日空も両空港を発着する国内線と国際線の計335便を欠航に。17日は計34便が欠航する。格安航空会社(LCC)にも影響は広がっており、欠航はジェットスターで成田発着の72便▽スカイマークで羽田発着の49便▽ピーチで羽田・成田発着の27便▽ジップエアで成田発着の11便。
道路では、東京湾アクアラインの川崎浮島ジャンクション―木更津金田インターチェンジ間の上下線が通行止めになっている。
強風などにより、他にも道路の一部通行止めが予想されている。
交通各社のウェブサイトは
最新の運行状況は各社のウェブサイトで確認できる。
《鉄道》
JR東日本(https://www.jreast.co.jp/?iref=pc_extlink)
JR東海(https://traininfo.jr-central.co.jp/shinkansen/sp/ja/index.html?iref=pc_extlink)
JR西日本(https://trafficinfo.westjr.co.jp/list.html)
東急電鉄(https://www.tokyu.co.jp/unten2/unten.html)
京王電鉄(https://www.keio.co.jp/unkou/unkou_pc.html)
東京メトロ(https://www.tokyometro.jp/index.html)
《高速》
ネクスコ東日本(https://www.e-nexco.co.jp/)
ネクスコ西日本(https://www.w-nexco.co.jp/)
《航空》
日本航空(https://www.jal.co.jp/jp/ja/other/weather_info_dom/?iref=pc_extlink)
全日空(https://www.ana.co.jp/fs/dom/jp/?iref=pc_extlink#forecast)
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