車両の運転表示灯やスイッチ当たる? 秋田内陸線の「部品ガチャ」
滝沢隆史
秋田内陸縦貫鉄道(秋田県北秋田市)は、秋田内陸線全線開業35周年を記念し、車両の部品をカプセルに詰めたガチャガチャ「部品ガチャ」を始めた。角館駅に設置し、1回500円。
カプセルに入っているのは、運転表示灯や運転席の各スイッチ類、運転席暖房電球、空気バネ高さ調整用ピンなど7種類ほど。すべてこれまで実際に車両で使っていたもので、消耗して交換した部品だという。部品以外にも、硬券の切符セット(使用不可)が入ったカプセルもある。
同鉄道の担当者は「運転席のスイッチ類は、鉄道グッズの収集マニアの間でも人気が高いと聞いている」。順次、新しい部品も登場させる予定で、部品ガチャは今年度いっぱい設置する。