虹色の「かなた」デビュー 南海電鉄加太線めでたいでんしゃに新車両

榊原織和
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 南海電鉄加太線(紀ノ川―加太)を走る観光列車「めでたいでんしゃ」にレインボーカラーの新車両が登場し、13日に運行が始まった。

 新たな列車は2000系2両1編成で、外装は加太特産のタイをイメージしたうろこ柄。2016年から導入された「めでたいでんしゃ」は母の「さち」や子どもの「なな」など4種ある。今回はこれまでの列車の「遠い祖先」にあたり、「かなた」と名付けられた。

 内装は「太古の記憶」をテーマに、有田川町で化石が発見された新種のモササウルス「ワカヤマソウリュウ」を復元した実物大6メートルの絵や古代生物のデザインが施されている。

 13日は、和歌山市駅で運行開始式があり、乗車した親子連れらでいっぱいになった。ホームから出発を見送った和歌山市立高松小4年の井谷慧大さんは「虹色の見た目と『かなた』という名前がかわいくてよかった」と話した。

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