東西私鉄がeスポーツで狙う沿線活性 メトロと南海 スト6大会も
森下友貴
「出発進行~」
3月30日、東京メトロ有楽町線豊洲駅(東京都江東区)近くにあるeスポーツの配信スタジオ。配信画面に映る車掌姿の男性2人が声をかけると、高性能ゲーミングPCを挟んで向かい合う参加者2人が格闘ゲームで競い始めた。
この日配信されたのは、2023年カプコン発売の人気格闘ゲーム「ストリートファイター6(スト6)」の決勝大会。大会名「TOKYO METRO CUP」が示す通り、主催は東京地下鉄(本社・東京都台東区)だ。予選を含め、学生、一般2部門に計700人以上が参加し、5時間ほどのユーチューブ配信は4月末までに、15万回以上再生された。
同社が、eスポーツ事業への…
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