能登半島地震で、2次避難者を受け入れている石川県加賀市の山代・山中・片山津の3温泉の旅館協同組合などでつくる「加賀温泉郷協議会」は26日、北陸新幹線(金沢―敦賀間)が開業する3月16日以降も受け入れを継続することを決めた。
加賀市によると、被災地から災害関連死を防ぐため、同市内に身を寄せる2次避難者は25日時点で、32のホテル・旅館に約1800人いるという。
加賀温泉郷には約1万2千人の宿泊収容能力があり、2次避難者と観光客の受け入れは両立が可能だと判断したという。協議会の和田守弘会長は会員向けの説明会で、「先が見通せない方もいる状況で、4月以降もしっかりと連係・協力して受け入れていきたい」と表明した。
加賀温泉には開業区間に新駅…
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