駅カード入手へGO! JR山陰線、智頭急行智頭線で全44種類

大久保直樹
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 鉄道利用を促そうと、JR山陰線の一部区間と智頭急行智頭線の各駅を紹介する駅カードが、9日から両路線の利用客に配られる。昨年にJR因美線で実施された同様の取り組みが好評だったため、沿線自治体などでつくる利用促進協議会や実行委員会が新たに企画した。全駅分を制覇した人にはカードフォルダーがプレゼントされる。

 カードは全44種類。山陰線は、豊岡(兵庫県豊岡市)―青谷(鳥取市)間の24駅の駅カード。智頭線は、上郡(兵庫県上郡町)―智頭(鳥取県智頭町)間の14駅の駅カードと、停車駅はないが鉄道利用の促進に取り組む6自治体をPRするカード。配布は8月末まで。

 駅カード表面には駅舎の写真をあしらい、裏面には駅の所在地や開業日、隣の駅までの距離、駅名の省略記号「電報略号」、地域の紹介などが記されている。

 2~5駅ごとに、観光案内所などに配布場所が設けられ、乗車券などを提示すればその区間の駅カードがもらえる。全駅制覇やアンケートへの回答などでそれぞれの路線のカードフォルダー(山陰線は特急はまかぜの乗車シールも必要)が贈られる。さらに自治体カードも含めた44種類を制覇した人は、両路線の列車を描いたオリジナルコースターセット(先着30人)がもらえる。

 鳥取県交通政策課の森岡小織主事は「例えば山陰線の区間は山陰海岸ジオパークのエリアとも重なっており、列車の旅を楽しみながら地域の魅力を再発見してほしい」と話す。詳細は鳥取県交通政策課ホームページ(https://www.pref.tottori.lg.jp/koutuu/別ウインドウで開きます)で案内している。(大久保直樹)

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