住宅街のいちご農家、老舗和菓子店とコラボ 丸ごとスイーツ誕生
谷辺晃子
兵庫県尼崎産のイチゴを使った和風スイーツが誕生した。26歳で起業した市内唯一のイチゴ農家と地元の老舗和菓子店が初めてコラボ。春めく季節にふさわしい旬の一品に仕上がった。
阪神間で5店舗を展開する「菓匠 彩花苑」(尼崎市尾浜町)が考案したのは、完熟で大粒のイチゴを丸ごと使った「プレミアムいちご生どら焼き」(税込み500円)だ。手焼きのどら焼き皮に、自家製のあんと求肥(ぎゅうひ)、生クリームを挟み、大粒のイチゴをトッピングした。
ほかにも、イチゴを丸ごと添えた「びっくりいちご大福」(同500円)、細かくしたイチゴを寒天で固めて乗せたミルクプリン(同420円)なども登場。市内のささはら菜園で採れたばかりの「紅ほっぺ」のうまみを最大限に生かした。
コラボのきっかけは昨年10…