首都高の主要な路線で通行止め続く 大雪の影響、高架で雪溶けにくく

松田果穂
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 5日午後から深夜にかけて関東甲信を中心に降り続いた大雪の影響で、首都高速道路では7日朝も多くの路線で通行止めが続いた。同日午前10時半時点で、中央環状線や3号渋谷線、5号池袋線など主要な路線が、部分的なものも含めて通行止めになっている。首都高速道路会社によると、除雪作業を続けているが、解除の見通しは立っていないという。

 同社は6日夜の時点で、7日朝までに全線で通行止めの解除を目指していた。同社によると、高架橋が多い首都高は地熱を受けにくく、雪が溶けづらいという特徴がある。また路肩の白線付近にまだ雪が残っているところが多く、安全上の理由から通行止めを解除できないという。同社は重機に加え、人の手も使って雪の運び出し作業をしている。今回の雪は水分を多く含んでいて重く、作業に時間がかかっているという。(松田果穂)

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