地震で被災したのと鉄道の「鉄印」 販売を別の三セク鉄道が手助け
朝倉義統
能登半島地震で被害を受け、全線(七尾―穴水)で運休中の石川県の第三セクター「のと鉄道」は、御朱印の鉄道版「鉄印」を9日から販売する。甚大な被害からの復旧に手いっぱいの同社に代わり、同じ県内の三セク「IRいしかわ鉄道」が販売を引き受けた。
鉄印は、今ある苦難を努力して乗り越えれば良いことがあるを意味する「雲外蒼天(うんがいそうてん)」の毛筆文字が入った新デザインの「のと鉄道応援版」と、人気ゲーム「桃太郎電鉄」とのコラボ版(各税込み300円)の2種類。IRいしかわの金沢駅と津幡駅で販売される。
のと鉄道は15日に七尾―能登中島間(16・3キロ)の一部区間で運行を再開し、それより先の穴水までの区間(16・8キロ)については4月中の再開を目指している。IRいしかわ鉄道の担当者は「鉄印を買って、のと鉄道を応援して」と話す。(朝倉義統)
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