「ゆりかもめ」で立ち往生、雪の影響 550人が高架を歩いて退避
松山紫乃 米田悠一郎
【動画】ゆりかもめの車両から降りて高架軌道上を歩く乗客たち=目撃者撮影
5日午後9時ごろ、東京都の新橋―豊洲を走る「ゆりかもめ」(東京臨海新交通臨海線)の列車2本が降雪の影響で立ち往生し、乗客計約550人が高架軌道上を最寄り駅まで歩いた。ゆりかもめの運行会社によると、けが人や体調不良を訴えた人はいないという。
立ち往生が発生したのは、豊洲方面に走行していた6両編成の列車計2本。それぞれ新橋―汐留間と汐留―竹芝間で停止した。
列車は午後9時ごろに停止。同15分ごろから乗客が列車から降り、約45分かけて汐留駅まで移動した。SNSには、線路の上で傘を差しながら歩く乗客らの写真や動画が複数投稿された。
一方、西武鉄道でも池袋線で竹が倒れたため、乗客が線路上に降りて、最寄りの踏み切りまで歩いた。JR東日本でも一部で運転を見合わせたが、午後10時半現在、長時間の立ち往生は発生していないという。
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