JR西、運転士の手配忘れ特急44分遅れ 地震によるダイヤ乱れ影響

能登半島地震

菅原普
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 JR西日本は2日、大阪と金沢を結ぶ特急サンダーバードで、地震の影響で欠員となった運転士の手配を担当職員が失念し、発車が44分遅れるミスがあったと発表した。約500人の乗客に影響が出たという。

 JR西によると、遅れたのは午後2時12分大阪駅発の下り線。1日に発生した石川県能登地方の地震によるダイヤの乱れで、本来乗務するはずだった同社の北陸エリアの運転士が欠員になった。2日午前、北陸エリアから大阪エリアに対し、代わりの運転士を補塡(ほてん)するよう依頼があったが、連絡を受けた職員が対応を忘れたという。

 車両基地の担当者が、午後2時ごろになっても運転士が来ないことに気づいて発覚。新たに運転士の手配をして同56分に44分遅れで出発した。(菅原普)

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能登半島地震

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