ANAは8便欠航 新幹線は越後湯沢―新潟、長野―金沢で午前中運休

能登半島地震

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 石川県能登地方で1日夕に発生した地震に伴い、2日も北陸地方を中心に交通への影響が続いている。

 JR東日本は2日朝、上越新幹線の越後湯沢―新潟間、北陸新幹線の長野―金沢間について、午前中の運転を見合わせると発表した。線路や電線といった設備の点検を進めており、点検状況によっては午後の運転も取りやめる可能性があるという。

 またJR西日本によると、北陸新幹線の富山―金沢間で列車4本が停止して車内に計約1400人の乗客が取り残されていたが、2日午前4時過ぎには全列車が最寄り駅に到着した。

 空の便への影響も出ており、全日空は2日、石川県の能登空港小松空港などを発着する8便について欠航するという。

 道路にも大きな被害が出ている。日本道路交通情報センターによると、道路上のひび割れなどのため、2日午前7時10分時点で北陸道の黒部―加賀、柏崎―西山の上下線、能生―糸魚川の上り線、東海北陸道白川郷―小矢部砺波ジャンクションの上下線で、それぞれ通行止めとなっているという。

 石川県内では各地で道路が寸断されており、県などが被害状況の確認を進めている。

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能登半島地震

能登半島地震

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