「幸せのおもてなし」宮崎最古の駅を観光スポットに…友の会が解散へ

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中島健
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 「真の幸せ」と書いて真幸(まさき)駅(えびの市)。熊本、鹿児島両県との県境にあるJR肥薩線唯一の宮崎県内の駅に列車が来なくなって3年4カ月が過ぎた。この駅で約20年前から、土日を中心に地場産品などの販売をしてきた「真幸駅友の会」は、年内の解散を決めた。

 2020年に豪雨で被災した区間の再開のめどは立たず、「みんな年をとってしまった」と活動に幕を下ろす。

 肥薩線は11月21日で全線開通114周年。真幸駅は全通2年後の1911年に設置された宮崎県内で最も古い駅だ。木造の駅舎は当時のままで、ホームには、鳴らすと幸せになるとされる「幸せの鐘」がある。

 鉄道ファンには、列車が坂路を登るために折り返すスイッチバックがおこなわれる駅としても知られる。

 友の会がここで物販を始めた…

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