育休経験した男性社員がレシピを公開 「九州男児に読んでほしい」

豊島鉄博
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 ハンバーグや肉じゃがなど定番料理や鹿児島の郷土料理「鶏飯(けいはん)」。さらに、フライパンを使わず炊飯器だけでチャーハン……。

 LINEヤフーコミュニケーションズや西鉄、西部ガスなど、福岡市内の8社の育児休暇をとった男性社員が、得意のレシピや育休体験談を紹介するレシピ集が公開されている。

 その名も「パパによる パパのための パパっと作れる ごはん集」。

 8社でつくる団体「フクオカ・スマートシティ・コミュニティー(FSC)」が企画した。担当者の田中直子さんは「福岡で働く男性が、育児や家事を楽しむリアルな姿を紹介することで、これから子どもを育てたい人たちの参考になれば」と話す。

 住宅大手の積水ハウスが毎年発表している「男性の家事・育児力全国ランキング」で、福岡県は今年は34位、昨年は38位と下位となっている。レシピ集には男性育休への理解を促進したいとの狙いも込めた。「まだまだ九州の企業は保守的で、育休が取りづらい部分があると思う。九州男児にぜひ読んで欲しい」と田中さん。

 レシピ集は特設ページ(https://fukuoka.smartcity-community.jp/hagukumu/202307/assets/images/pdf/papa_recipe.pdf別ウインドウで開きます)から見られる。(豊島鉄博)

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