阪急大阪梅田駅、23日で移設50年 記念列車運行に写真パネル展も

瀬戸口和秀
[PR]

 阪急電鉄が大阪梅田駅を現在の場所に移設してから23日で50年になる。これを記念し、オリジナルヘッドマークをつけた列車を運行したり、駅の歴史を振り返る写真パネル展を開いたりしている。

 阪急電鉄の前身である「箕面有馬電気軌道」が1910年、現在の阪急百貨店うめだ本店付近に梅田駅を開業した。当時の駅舎は木造2階建てで、単線のホームの駅だった。

 乗降客が増えたことを受け、規模を拡大するため、66年に現在の場所への移設工事が始まった。73年に9線10ホームを擁する駅が完成。2019年には駅名を梅田駅から大阪梅田駅に変更した。

 50周年記念として、オリジナルヘッドマークをつけた列車を30日まで神戸、宝塚、京都の各線で1編成ずつ走らせている。

 写真パネル展は30日まで、大阪梅田駅の1階中央WEST広場で開いている。時代とともに変わってきた駅の姿を年代別に紹介している。

 23日には駅で記念イベントの開催や記念グッズの販売もある。(瀬戸口和秀)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら