虫捕獲に手間取り新幹線に遅れ 「快適な旅のため」 東海道新幹線

細沢礼輝
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 27日午前6時50分ごろ、名古屋市中村区内にある東海道新幹線車両基地で、運転士が出発前点検で車内巡回をしていたところ、客車内にガのような虫が入り込んでいるのを見つけた。

 この車両は名古屋駅を午前7時38分に出発する上り「こだま702号」となる予定だったが、虫の捕獲に手間取ったことから、急きょ別の車両に差し替えられた。このため、こだま702号は出発が14分遅れ、乗客約690人に影響した。

 JR東海によると、虫は3・5センチほどの大きさだったといい、基地の係員らが捕獲したという。同社は「虫がいたままでは、快適な旅行が妨げられると判断し、車両を差し替えた」と説明している。(細沢礼輝)

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