都営地下鉄3駅で出所不明金 外部調査委設置し、不正の有無調査へ

本多由佳
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 東京都営地下鉄の3駅で出所不明金が見つかり、窓口業務を受託する一般財団法人「都営交通協力会」が外部調査委員会の設置を検討していることが23日、わかった。不正の有無を調査するという。

 都交通局などによると、出所不明金は今年8月、浅草線東銀座駅(中央区)で約2万円が見つかった。三田線春日駅(文京区)と浅草線三田駅(港区)でも数百円ずつあったことが判明した。

 不正な手段でつくられた可能性もあるとみて、同会が東銀座駅の職員約30人に聞き取りを実施。だが解明に至らなかったため、専門家らをメンバーとする外部調査委を立ち上げる方向となった。同会幹部は「内部調査で明らかにならなかったため、外部の目で不正の有無をチェックしていただく。なるべく早く設置したい」としている。(本多由佳)

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