JR京都駅のホームに「忍者」現る 東映京都スタジオとJRがタッグ

八百板一平
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 JR京都駅嵯峨野線のホームに、男女の忍者が現れた。JR西日本などが記念撮影のために置いた人形で、誰でも自由にカメラに収めることができる。

 ホームに立っているのは、男性の忍者(高さ175センチ)と女性の忍者(くノ一、高さ155センチ)の人形だ。いずれも東映京都撮影所(京都市右京区)の美術スタッフが制作した。顔や手のしわ、装束などがリアルに表現されている。

 人形は、嵯峨野線の魅力アップや沿線の活性化を目指して、東映太秦映画村(同)を運営する東映京都スタジオとJR西が協力して設置した。場所は駅の中央口から亀岡・園部方向へ進んだホームの奥とした。中央口側に集中しやすい乗降客を分散させてホームでの混雑を緩和する狙いもあるという。

 9月30日にお披露目の式があった。JR西の財剛啓(ざいたけひろ)・京滋支社長は「駅の新たな名所として、たくさんの人に楽しんでもらえれば」と話した。(八百板一平)

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