鉄道の落とし物探しにAI活用 返却率もアップ 京王電鉄、JR九州

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細沢礼輝
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 「連絡するだけでも大変」「捜したくても見つからない」。そんな悩みを解決しようと列車内や駅での落とし物捜しにAI(人工知能)を活用するサービスが登場した。スマホ一つでできる手軽さで、京王電鉄(本社・東京都)が5月に本格導入したのに続き、JR九州(同・福岡市)も8月からサービスを始めた。

 落とし主は、落とし物検索サービスのLINE公式アカウントを通じて、遺失物の特徴や写真、無くした日付、場所などを入力する。

 AIは入力された情報とデータベースを照合し、一致する候補をピックアップする。遺失物が特定されれば、駅などで本人確認のうえ、返還される仕組みだ。システムは、スタートアップ企業「find」(同・東京都)が開発した。

 警視庁のホームページによる…

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この記事を書いた人
細沢礼輝
東京社会部|鉄道担当
専門・関心分野
鉄道を中心とした運輸部門