おかえり「SLあそBOY」 JR豊肥線で18年ぶり1日限定復活

日吉健吾
【動画】おかえり!「SLあそBOY」 18年ぶり1日限定復活=日吉健吾撮影
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 「SLあそBOY(ぼーい)」が22日、18年ぶりに1日限定で復活し、JR豊肥線の熊本(熊本市)―宮地駅(熊本県阿蘇市)間を1往復した。沿線では、その雄姿を住民らが見守った。

 現在、鹿児島線の熊本―鳥栖駅(佐賀県)間を運行する「SL人吉」が来年3月で引退することからJR九州が企画。車両を牽引(けんいん)する蒸気機関車「58654号機」は、1922年製の8620型で形式名から「ハチロク」とも呼ばれる。75年に一度引退したが、88~2005年に「SLあそBOY」として運行。09年に「SL人吉」として再び復活を遂げていた。

 熊本県南阿蘇村立野にある急斜面で列車が前後進しながら運行する三段式(Z型)スイッチバック区間には、黒煙を噴き上げながら疾走する姿を撮影しようと多くの写真愛好家が集まり、一斉にシャッターを切っていた。(日吉健吾)

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