運転手のなり手不足、深刻 タクシー運賃値上げ、バス減便の地域も

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原田悠自
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 燃料費の高騰や運転手のなり手不足が、茨城県内の交通網に影を落としている。

 茨城交通(水戸市)は1日から、日立市と常陸太田市で運行する路線バスを1割減便した。県内のタクシー運賃も16年ぶりに改定され、19日から加算運賃の上限が値上げとなる。

 茨城交通によると、減便となるのは、JR日立駅や大甕(おおみか)駅、常陸太田駅などを通る約30路線の約90便。日立、常陸太田両市で運行する路線バス全体(約870便)の1割を占める。利用者が比較的少ない昼間や夜間の時間帯が主な対象だ。

■バス運転手170人→130…

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この記事を書いた人
原田悠自
水戸総局|キャップ
専門・関心分野
調査報道、社会問題、事件・事故・裁判