京都鉄道博物館の「トワイライトエクスプレス」、2車両に落書きか

関ゆみん
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 京都鉄道博物館京都市下京区)で展示している鉄道車両に白い落書きのような跡が見つかったことが19日、わかった。

 同館によると、被害にあったのは、屋外展示されている「トワイライトプラザ」内の2車両で、電気機関車「EF81形」と食堂車「スシ24形」。いずれも寝台特急「トワイライトエクスプレス」として大阪―札幌間を2015年まで走行していた。とがったようなもので車体に約1~数メートルの傷がつけられ、文字が書かれていたという。

 18日午後3時15分ごろ、来館者から「車両に傷がついている」と報告があり、職員が傷を確認。被害のあった車両は、来館者が実際に乗り降りできる展示車両で、車体に直接触れることができる。18日から修復作業をしているという。

 同館では、来館者が車両を触って体験する展示方法を重視しているが、以前から年に数件ほど展示物などへの落書きとみられる傷が確認されているという。「(展示方法を)継続するためにもマナーを守って見学してほしい」と呼びかけている。(関ゆみん)

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